ぼくが小さかった頃、酒や煙草についてもっともらしく語る大人には死んでもなりたくないと思っていた。それはどうしても言い訳にしか聞こえなかったから。酒や煙草は大人のたしなみだなんてまったく納得できなかった。でもぼくも大人と言われる年齢にになってきてやっぱり語ってしまう時がある(ぼくは煙草は吸わないので煙草について語ることは皆無だけど)。それはしょうがないことだったんだなと思う。ぼくはお酒弱くてほとんど飲めないのだけど、それでもお酒に何度も助けられてるもの。