Kapakahi Jug Band『Kapakahi Jug Band』

一昨日買ったCD。はまぞう君では発見できず。
ハワイ産まれのジャグバンドが81年に残した作品の世界初CD化らしい。一部の愛好家の間では伝説の名盤とされていたものだそう。
なるほど名盤と言われるだけのことはある。軽快な演奏なんだけど何故だかゆるくてダラっとしていて力が抜けすぎているんじゃないかと思うほど。でも聴いているとその力の抜けたゆったりとした演奏に引きこまれるように聴いてるこちらの力も抜けていく。自由でのどかな雰囲気は、ハワイの田舎のイメージそのもの。これはアメリカ本土のジャグバンドには出せない味だと思った。それに一役も二役もかっているのがミュージカル・ソウの音色。これはたまらない。このアルバムをとても暑かった今年の夏に聴きたかったなと少し後悔する。もっと早くに買っていればよかった。でもいいんだ。このアルバムはぼくの今年の夏の終りのサウンドトラック。
http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=858960&GOODS_SORT_CD=101