とてもいいんだけど、とどうしても「だけど」が付いてしまうなというような印象のアルバム。選曲も一緒にやっている人達の人選も予定調和の世界で完結していると言うか。意外性がまったくと言っていいほどない。それでもやっぱりボニーさんは歌上手いし、やってる曲もいいしムードメ
イカーズと一緒にやった『Your Eyes』はとくに素晴らしかった。けど、おぉ!こんな曲を!?とかおぉ!こんな人達と一緒に!?という驚きが欲しかった。と思ってしまう。それがカヴァーアルバムの醍醐味だと思うから。
そう言う意味でこのアルバムのほうが
BONNIE PINKのアルバムよりもぼくは好きだ。1曲目からThe Psychedelic
Fursに
Fleetwood Macときてジミヘンとくるんだから。驚いた。いいから試しに聴いてみろって友達に言われて、試聴してその場で買った。
Fayrayさんごめんなさい。今まで全く興味ありませんでした。8、9曲目の流れがまた素晴らしい。でもシークレットトラックは要らなかったと思う。
このアルバムも面白かった。
Deep Purpleや
AEROSMITHや
ツェッペリンや
U2や
メタリカやクリムゾンやクイーンやらをジャズでカヴァー。ピアノとベースとドラムのシンプルなピ
アノトリオでの演奏は硬すぎることもなく柔らかすぎることもなく耳に心地よく新鮮。素晴らしい。でも一番良かった曲は10曲目に入っている唯一のオリジナル曲だった。でもホントどの曲もいいよ。