曽我部恵一 / The Miceteeth / Your Song Is Good @ 名古屋クアトロ

最初に登場したのが曽我部さん。「ジュークボックス」をアカペラで歌いながらの登場。ノリノリ。
前に魚喃キリコ古泉智浩のマンガの帯コメントに「甘ったるくなんてないのに愛ばっかりだ。」と書いていたけれど、まさにそんな感じのライブだった。会場はラブに溢れていたけれど甘ったるくなく、暑苦しくもなく。曽我部さんの大人の男の色気と童貞臭をぐちゃぐちゃにシェイクして割るどころか3を掛けたような素敵な笑顔。ハッピーなグルーヴの爆音のオルゴールのようだった。
あと、曽我部さんのもだえているような声がすごかった。ぼくが女の子だったらあれ聞いただけで濡れるね。心も濡れるね。あんな大人になりたいね。
次に登場はユアソン。序盤はちょっと苦戦。曽我部さんが残していったラブの香りに客席はまだ酔っているよう。この空気を変えるのはなかなか大変だ。でも中盤以降はさすがの力を発揮。トロピカル・ディスコ。パーティーターイム。「恋は焦らず」のカヴァーも聴けたし。
トリはマイス。これだけしっかりとしたロックステディーのバンドなんて世界中見渡してもそう多くはないだろうと思う。リズムはしっかりとしているし、ホーンの切れ味も素晴らしい。そしてやっぱり次松君の歌声は特別だ。そんな彼の声で歌われる名曲、ぼくがマイスティースの曲の中で一番好きな曲「ゴメンネベティ」が聴けたのは本当に嬉しかった。ホントになんていい曲なんだろう。行ってよかった。アンコールではルーディーなスカで爆発。笑顔溢れる素敵なひと時だった。しあわせ。ハッピー。ルディドゥビィベティ。