お前が教えず誰が教えるんだ!

このあいだ街を歩いていてちょっと不快感を感じる事があったのですよ。
サドルとハンドルの間に後付けでチャイルドシート的なものをとり付けてある自転車ってあるじゃないですか。あの自転車に幼稚園児らしき小さな子供を乗せたお母さんがぼくを追い越していったのです。急いでいるらしくかなりのスピードを出していたんですね。その時点で子供を乗せてあんなスピード出して危ないなと思ったんですが、そのすぐ前方に信号がありまして変わりばなだったとは言え明らかに赤信号になっているにも関わらずそのお母さんはスピードをゆるめることなく通りすぎって行ったのです。
もうね、許せないんですよ、そゆのは。信号を無視して行ったことが許せないわけじゃないんですよ。ぼくだってそりゃ信号無視したことくらいありますよ。急いでる時に車が来ていない交差点でいちいち止まってらんないと思うこともありますよ。でもね、もしも自分の子供じゃなくても小さな子供が同じ交差点にいたらぼくは止まりますよ。絶対に。模範になろうとか大層なことは思わないけどね。それでも小さな子の目に自分がどう映っているのか気になるもの。小さな子ってのはものすごくシビアな目で世の中を見ていてそれをどんどん自分の中に吸収しているんだと思うんですよ。確かに小さな交差点で、車の通りも少ないよ。でもね事故にあうあわんの問題じゃないだろと。お前は子供になんて言って信号の渡りかたを教えるんだと。お前が教えずに誰が教えるんだ。こんな人を親として認めたくないですよ。
もうね、不快感を感じるって言うかね、悲しくて情けない気分になったんですよ。ぼくは最低限社会のルールは守っていこうと思いますよ。魂が腐るってもんですよ。人の振り見て我が振りなおすように気をつけますよ。