ROVO@名古屋クラブクアトロ

昨日行ってきました。18時30分に会場入り。予想通りに人が少ない。ROVOが名古屋のクアトロに初めて来た時とほぼ同じくらいの入り。あの時はたしか机がでてたんですよ。それでも平然と踊れた記憶。ビール片手にうろちょろしていると偶然友人と遭遇。まあ来てるとは思っていたけど。山本精一狂ですから。しばし歓談。すると別の友人が到着。この2人の友人ともう1人と2001年のフジロックに一緒に行ったのですよ。なつかしい。
そうこうしているうちにライブ開始時間の19時に。バーカウンター前に作られたDJブースに井上薫 a.k.a Chari Chariの姿が。音は優しげ。でもでかい。気持ち良く踊っていても音の大きさが気になる。あとはライティング。目を刺すように痛々しい。途中で後方へ避難。ここでDJタイムが1時間30分あるとの情報を得る。ゲンナリ。そりゃ長すぎるよ井上さん。後方で20時30分になるのを指折り数え待つ。
そしてROVOの面々がステージ上に登場。音は徐々に徐々に少しずつ。肉体的ではなく音楽的なライブでした。山本精一の延々と繰り返すギターリフ。かと思うと突然の轟音ディストーション勝井祐二のヴァイオリンもいつもよりは主張せずに音を乗せていく。芳垣安洋は淡々と平然とありえない手数のビートをたたき出す。岡部洋一のパーカッションの腹に来るほどの低音と鈴やトライアングルなどのどこまでも響く高音のトッピング。ベースの原田仁は強く重くドラムスの2人とビートを紡いでいく。益子樹と中西宏司のDUB SQUAD勢がそれをまとめたりまとめなかったり。そのなかでもぼくは芳垣さんのドラムにやられっぱなしでした。鈴を振る姿やスティックを口にくわえる姿もかわいいのなんの。アンコールまで含めて2時間のおだやかで激しい気持ち良い時間が終わった。かなり踊ったのに思ったより汗をかいていない。あぁ、なんかROVOのライブっぽいなと思う。今まで見たROVOのライブで一番良かった。