田舎のお家

上のスコーンはRustic Houseさん*1で食べたんだけど、蒲郡にあるこのお店に行くために高速を使って1時間ほどかけて行った。
スコーンも美味しかったしカフェの雰囲気もよかったし、併設されているショップで売られている洋服や雑貨もセンスよくいろいろな所で評判になっているだけのことはあるなと思った。確かに素敵なお店だった。
でもいくらぼくでも普段なら高速飛ばして1時間もかけてカフェに行ったりはしない。でもこのお店にはいつか行こうと思っていた。
行きたいと思ったきっかけはある号のku:nelを読んだことだった。その号のku:nelにRustic Houseさんが載っていたのだけど、店主の名前がぼくと同姓同名だったんだ。自分と同姓同名の人を見るのはそれが初めての経験だった。それ以来このお店が気になって気になっていつか行こうと思っていた。
で実際に行ったみたんだ。名乗るか名乗るまいかいろいろ迷って、最後に名前を確認して実はぼくも同じ名前なんですと打ち明けてみた。
むこうも驚かれているようだった。同姓同名の人なんて初めて会ったよと仰られていた。
名前なんてただの記号だ。その記号である名前がただ同じってだけなのに、それまでまったくつながりなんてなかったのに、それでも感じるこの親近感はなんなんだろう。なんだか他人とは思えないような。
それになんなんだろうねこの気恥ずかしさは。
短い時間しかお話はできなかったけれど、とても不思議な体験だった。
みなさんは同姓同名の人と会ったことはありますか?